施工方法

リリーフペイントには「カラー工法」「スプレーステンシル工法」の2種類があります。
目的・用途・ご予算などに応じてお選びください。
 
 

カラー工法 施工フロー

吹付けやローラー刷毛で塗装を行う一般的な工法です。単色塗装はもちろん、ゾーン分けやライン引きが必要な場合は、テープやシートなどでマスキングを行い、塗り分けを行います。

カラー工法

 
1下地処理
■電動ポリッシャーなどによるアスファルトの油分除去
コンクリートのノロやレイタンス除去

2養生
塗料がかかってはいけない部分を養生シートとマスキングテープで保護

3上塗り
吹付けまたはローラー刷毛などで全面に塗布

4完成
■乾燥養生後、開放してください
※水性トップクリヤーRPは、リリーフペイント表面に塗布することで 汚れを抑制します。(特に淡い色には推奨します)


スプレーステンシル工法 施工フロー

ステンシルペーパーを用いて、吹付けで塗装を行う工法です。上塗りと下塗り色の組み合わせにより多彩な表現が可能です。さらに、オプションの「玉吹き仕上げ」を行う事で、高級感をアップすることができます。

カラー工法

スプレーステンシル工法塗装レイヤー
 
■電動ポリッシャーなどによるアスファルトの油分除去
コンクリートの ノロやレイタンス除去

■塗料がかかってはいけない部分を養生シートとマスキングテープで保護

■目地の色を吹付けまたはローラー刷毛などで全面に塗布

■現場の形状に合わせてステンシルペーパーを敷き並べます

■吹付けで全面に塗布

■上塗りが完全硬化する前に、ステンシルペーパーを剥がしてください

■乾燥養生後、開放してください


施工上の注意

 

(1)リリーフペイントの塗装前には、下地に油分や水分などがないように十分ご注意ください。
リリーフペイントは塗料です。塗料は下地に油分や水分などがあると、下地との密着が不十分となり塗膜の剥がれにつながります。必要に応じて油分や水分を除去するための下地処理を行ってください。下地が新設のアスファルト舗装やコンクリートの場合、研磨やポリッシャー掛けを行ってください。
(2)リリーフペイントの耐久性については十分な下地処理ができていることが前提となります。
(3)下記の場合、施工を見合わせること。
 ・施工面の温度を温度計で計測し、5℃以下または50℃以上の場合
 (5℃以下では硬化しません。高温では硬化が早過ぎ施工が難しくなります)
 ・降雨の場合、施工面に水分が残っている場合、降雨が予想される場合
 ・強風が吹く場合(吹付けする塗料の霧が吹き流されて塗装できません)
 ・施工面に結露が生じている、または生じる可能性がある場合
(4)リリーフペイントと各材料は、直射日光の当たる場所、高温多湿の場所を避けて保管すること。
(5)一度凍結した材料はご使用できません。(性状が変化して十分な機能を発揮できません)
(6)C剤の着色剤は分離しやすいため、混合前によく振り、均一にしてから使用すること。A剤も混合前に攪拌しておくこと。(骨材が沈殿している場合があります)
(7)シンナーでの希釈はしないこと。希釈は水道水を使用すること。水は1セットにつき最低250g~最大500gまで使用します。水が多いと硬化は遅くなります。
(8)施工中に塗膜を雨・水で濡らさないでください。リリーフペイントは水性なので水に濡れると正常に硬化しません。乾燥、硬化前に水に濡れると白化します。(写真下参照)

 

施工要領書

施工の際は、こちらの施工要領書を良くお読みになり、正しくお取り扱いください。
LinkIconリリーフペイント施工要領書ダウンロード (4.7MB)

ご不明な点がございましたら、こちらにお問い合わせください。
大成ファインケミカル(株)機能商品事業部
TEL.03-3691-3112
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